2026/03/11 21:19

最近はSNSや街なかで「紅茶を好き」と口にする人が増えているような感じがしています。

SNSに関しては、自分に似たような関心や価値を抱く人の情報が集まってくる傾向はあるでしょうから、そこで目にする機会が増えたからといって必ずしも紅茶が流行っているかどうかはわかりませんが、それでも人と話していて紅茶が話題に上る機会が増えたり、紅茶(あるいは茶)を売っている場所(たとえばティースタンドやカフェだったり、セブンイレブンのようなコンビニだったり)を見る機会が増えたり、なんだか自分が紅茶にハマり始めた昔と比べると、だいぶ世界が変わってきた感じがします。

今まで何度も何度も紅茶ブーム的なものはあった気がしますが、今度は、少し世界が変わるでしょうか。


15年前の3月11日の夜、電車が止まってしまった東京もそこそこの寒さで、そんな中を10kmも20kmも、あるいはそれ以上も歩いて家に帰ろうとする人で道はあふれていました。

一日家にいた私は、できることなんか何もないけれど、それでもいても立ってもいられず、とりあえず温かなミルクティーを何杯も何杯もいれて、家の前を通る人々に配ったことを思い出します。

紅茶はブームになんてならなくていいんです。
みんなで貴重な茶葉を飲み競ったり、言葉の定義で争ったり、知識の深さを試したり、そんなことになるぐらいなら話題になんてならなくて良いのです。

もちろん「おいしい紅茶」に目が行く人が増えていくのは喜ばしいことです。
だから、その次は「ともにある紅茶」に思いが寄っていく人が増えていくといいなと思います。

紅茶の魅力ってなんでしょうね。
私はおいしいことと同時に、ともにあることなんだろうなと思っています。