2025/12/16 22:01
冬至はもうちょっとだけ先のことだし、冬本番なんてまだまだこれから何週間もあとのことだけれど
実は日の入りの時間は数日前からすでにちょっとずつ遅くなり始めてるんですよね(日の出も遅くなってるので冬至まで「昼の時間」は短くなるそうです)。なんだか自分の知らないところでちゃんと「峠を越えてる」感じがして不思議です。
入口から入って出口から出る。どこかに中間点(やマイルストーン)があるはずで、人生の中でそこには気づかないことが大半だけれど、我々はいつだっていろいろな節目をそっと通り過ぎているんですね。私の人生の中間点はどこだったのかなあ。その日は何をしていたのだろうと考えるのもおもしろいものです。絶対に答え合わせはできないのだけれど。
似たような話で、誕生日から一番遠い日ってどこだろう? ということもよく考えます。
たとえば12月1日が誕生日だとしたら、次の誕生日を迎えるまで一番遠いのは言うまでもなく12月2日なわけですが、考えてみれば誕生日までの距離としては(後ろへ)1日しか離れていません。とすると、一番遠いのは、輪を描く月日の逆側、6月1日が誕生日から一番遠い日なんじゃないだろうかみたいな。
ほんと、どうでもいい話だと思うし、今、これを読んでいる方は「こいつ何を言ってるんだ……」と思うかもしれませんが、4月、5月と12月1日の誕生日に向かって近づきつつあるのに、実は6月1日が誕生日から一番距離がある節目の日だというのが面白いなあと思うんです。
なにげなく過ごしている毎日の、それぞれの日には、もしかしたらそれぞれに何かしらの意味があって、なんでもない一日が実はすごく意味のある一日、なのかもしれないと思うと面白いですね。
そして、そんな特別かもしれないけれどなんでもない一日に、私は紅茶を飲むのです。
