2025/11/13 22:22
毎日ごはんをつくっていると、今日のメニューは何にしよう、明日はどうしようと、なんだかつねに考えているような気分になるものです(なりません?)
そんな中でSNSにはすばらしいレシピが山とあふれていて、しかもカンタンでおいしいときたもんですから、そりゃあ参考にしない手はないですよね。
今日もここのところバズってる山本ゆりさんのアクアパッツァを作りまして、想像以上に手軽で、思ってる以上においしくて大満足だったわけです。
ただ、じゃあこれがレギュラーメンバー入りして、これからも自分のレパートリーとして活用されるかというと、それはまた別の話という気もするんですよね。それはまったくレシピ側の問題ではなくて、こちら側の問題として。
なぜなら、やっぱりどれだけカンタンに紹介してもらっても、作る時にはちょっと不安なのでレシピを見ながら作りたいわけですよ。でも、これは私だけかもしれないけれど、レシピを見ながら作るのってちょっとめんどくさくて、できれば何も見ずに作業がしたい。
初めて作る時には「どんな料理になるのかな?」「おいしいかな」「楽しみだな」って、好奇心が盛大に背中を押してくれるからレシピを見ながら作ってみるんだけど、二度目以降は味はもうわかってるので、好奇心という追い風がないんですよね。その中で、「レシピを見る」というめんどくささは案外存在感のある壁になってくる……ような気がするんです(まあ、一回で作り方ぐらい把握しろよって話なんですけどね)。
これって料理だけじゃなくて、紅茶もたぶん似たようなもので。
「好奇心」じゃないにしても、「今日は紅茶をいれていみよう」「特別なことをしてみよう」という冒険心?みたいなものがあれば、家で紅茶をいれてみるけれど、そんな追い風が吹かなければ、めんどくさくって紅茶をいれようという気にはなかなかならなかったりするんじゃないかなって。
アイデア料理にも紅茶にも、それ自体には何の瑕疵もないのに、なぜか追い風が吹かなければ二度目がなかったりすることがあって、追い風がないとなかなか二度目が来ない料理と、追い風なんか関係なく二度目が訪れる料理とのあいだにどんな差があるのか。そこが、自分の行動も含めて、すごく気になる今日この頃です。
たまたまのめぐり合わせなのかなあ……。
ちなみに犬猫紅茶店は何度いれても、いつ飲んでもおいしい紅茶をお届けしています。
