2025/11/02 21:36

なんだかすごい一日でしたね。


MLBのワールドシリーズはTVでドジャースを応援した方も多いだろうと思います。

ブルージェイズも素晴らしいチームで32年ぶりのワールドシリーズチャンピオンを目指して懸命に戦って、あと一歩、文字通りあと一歩届かずにドジャーズに栄冠を奪われてしまったわけですが。その栄冠を浴した方のチームに日本人が主力として3人も所属している。しかもそのうち一人は先発投手と指名打者を掛け持ちしてるし、もう一人は前日に先発で投げているのに連投を託され、そして胴上げ投手となって、MVPまで受賞してる。

日本の野球史に必ず残る強烈な戦いでした。そんなことも起こるんですねえ。


そして今日は日本競馬史にも、ものすごい偉業が刻まれました。
ブリーダーズカップ・クラシックというアメリカで行われるもっとも大きなレースと言っても良いレースで、歴史上初めて日本で調教されている馬が優勝しました。しかも日本人の騎手、日本人のオーナー、日本の生産者という関係者一同日本チームな完全な日本馬。

出場することすら考えられなかった時代だって、そんな昔の話ではないし、世界中に大きなレースがある中でこのレースは本当に(走るコースの土質やレースペースが全然違うなどの理由で)日本の馬には厳しいだろうと言われていました。

それを見事に勝ちきったフォーエバーヤング。そんなことも起こるんですねえ。
なんだかありえないようなスポーツ事象が一日に2つも起きて、驚きに満ち満ちています。

とはいえ、たとえばテニスで錦織圭がトップ10に入ったり、全米オープンで準優勝した際にも、そんなことも起こるんだなあとびっくりしたし、サッカーのワールドカップでドイツやスペインに勝ったときも、ラグビーのワールドカップで南アフリカに勝ったときも、びっくりしましたし、長くスポーツを見ていると、いろいろなことが起こりますね。


そういえば、そのラグビー。昨日まさに日本対南アフリカが対戦しまして、61-7という大差で南アフリカが圧勝しました。夢よふたたびというのは、そう簡単にはいかないですね。

どの競技の選手、コーチングスタッフ、関係者の皆さん、すべてつねに一所懸命に努力を重ねられていて、その時間の積み重ねの中で、我々のような無責任なファンがびっくりしたり、感激したりする事件があって。
でも、その感激はそんなに簡単には繰り返されなくて、その先にはまたがっかりや落胆があったりもするんだけど、それでも選手もスタッフも、やっぱりつねに懸命に努力されていて。だからこそ、その敗北は簡単に非難されるようなものでは決してなくって。

野球も競馬も、あるいはサッカーもその他の競技も、これから先、また日本人選手(日本馬)の活躍をなかなか見られない時期はきっとあるけれど、それでもいつだって敬意を払って応援しつづけられるファンでいたいなと思いますね。

なんだかとてもすごい一日に、あらためてそんなことを思います。