2025/09/24 22:46
昨日が秋分の日
七十二候は『雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)』です。
雷が鳴き荒れる台風の季節もそろそろおしまいを迎えて、涼しさが寒さに近づき始めるよという季節なのですが、うん、今年に限っては全然実感がないですね。
台風といえば、台湾や中国南部に猛烈な台風が大きな被害をもたらしているそうで、どうか被害があまり出ないように願うばかりです。
で、この『雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)』ですが、二十四節気の一つ「春分」の末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」と対を成しているそうです。かっこいい。というか、季節が後半に移った感じがして良いですね。
ちなみに「雷乃収声」のあとに来る、「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」も啓蟄の時期の「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」と対を成していたりして、七十二候にはいくつか対になっている言葉があるようです。かっこいい。
季節は肌に触れる風の涼しさや日差しの強さ、昼の長さや朝の空気、さらには旬の味覚や鳥や虫の声など、いろいろな場所で感じられるけれど、五感だけではなく、言葉で感じる季節も素敵だなと思います。その先に思いや景色が広がっているようで。
季節は肌に触れる風の涼しさや日差しの強さ、昼の長さや朝の空気、さらには旬の味覚や鳥や虫の声など、いろいろな場所で感じられるけれど、五感だけではなく、言葉で感じる季節も素敵だなと思います。その先に思いや景色が広がっているようで。
皆さま、良い秋をお過ごしください。