2025/08/02 21:10

「モノ消費」とか「コト消費」という言葉が使われるようになって久しい気もしますが、ときどきそれについて考えます。



購入や所有に重きを置いていた「モノ消費」から、体験や経験に重きを置いた「コト消費」へ。今の日本ではあらゆる商材が、その背景や文脈、意味を消費者へ伝えようとしているように感じます。


決して古い「モノ」がただ捨てられていって、新しい「コト」がもてはやされるのではなく、以前からもてはやされていた商材も消費者がその意味を再発見できるのであれば、しっかりと社会に受け入れられているようです。昔からあるスナック菓子やアイスが人気だったりするのも、そんな感じの流れですよね。言い方を変えれば、買う側に「理由」を届けることが大切な時代。

「モノ消費」と「コト消費」は対立項ではなさそうです。

昨今、紅茶(系ドリンク)が存在感を増しているのは「コト消費」的な文脈、それを手にして味わうことでわくわくできるイメージが大きいのかな、なんてことも思います。みんなにわくわくを提供できる飲み物「紅茶」。いいですね。