2025/07/24 21:55


Twitterを眺めていたら、この広告が出てきまして。
「鬼滅の刃」のことはさっぱりわからないのですが、その文面にふと目が止まりました。

「語彙力を失うくらい楽しめる」

おおっ、5・7・5になってる!!
ということではなくて「語彙力」です。
最近、ずっと気になってる「語彙力」。

「語彙」じゃダメなの?
「ボキャブラリー」でもダメ?
なんで「力」がついているの「語彙力」?

不思議なんですよねー。


Googleトレンドで見てみたら、2010年ごろからぐぐっと検索数が上がって、2015〜6年ごろにはその10年前の5〜6倍は人気の言葉になっている。今はちょっと落ち気味だけど、それでも'00年代に比べたら、その4〜5倍は使われていそう。

「ボキャブラリー」と比較してみると「語彙力」の勢いはもっとハッキリします。

青い線が「語彙力」
赤い線が「ボキャブラリー」

当初は同じぐらいの頻度、というか2004〜5年ごろは「ボキャブラリー」の方が頻出していたのに、2010年ごろから「語彙力」が増えて、2015年ごろの大爆発以降は、今も「語彙力」が圧倒的に使われています。

なんで「語彙力」って言葉がこんなに使われるようになったのかなあと、Geminiとも会話をしてみたのですが、わかったようなわからないような印象。ただ「語彙」とか「ボキャブラリー」と言うよりも「語彙力」といった場合、もっと主体的というか自分語り的というか、「私の体験を語っています」という味わいが出ますよね。

妻ともこのことを話していまして、「語彙」はモノについて語るが「語彙力」は体験(コト)について語っているのではないかなんていう意見も出まして、なるほど、それは今どきっぽいなあと。

私も語彙力を失うぐらいの紅茶体験を届けできれば良いのかもしれないですね(どんな体験?)
ひとまずは「犬猫鯨ティーバッグセット」でもお楽しみください。