
「暑いですね。梅雨も開けていよいよ夏本番です」
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本当に暑いですね。いよいよ夏本番、蝉の声も一段と賑やかになってきましたね。
こんな季節は、冷たい紅茶をキリッとグラスに注いで、ゆっくり涼むのもいいかもしれません。氷たっぷりのアイスティーに、ミントの葉やレモンを添えるだけで、気分も少し爽やかになります。
ところで、夏の訪れとともに、何か特別に楽しみにしていることはありますか?
いや、別に楽しみにしていることはないんだけど…………というか、しっかり紅茶の話題を返してくれるのね。
『ミントの葉やレモンを添えるだけで、気分も少し爽やかになります。』と自明のように語られているけれど、そういえばなんでミントやレモンを涼やかだと感じるんでしょうか。
「ミントの葉をレモンを添えると、なんで気分が少し爽やかになるんでしょうね」
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いい質問ですね。それには、香りや味覚、さらには視覚も含めた五感の働きが関係しています。具体的には、次のような理由があります。
🍃 ミントの葉の効果
🍋 レモンの効果
👁️ 見た目の効果も大きい
ミントの緑とレモンの黄色が氷と透明なグラスに映えると、それだけで「涼しげ」な印象を受けます。人の脳は視覚からの情報でも温度感を補正しているので、見た目が爽やかだと体感温度も下がるように感じるのです。
つまり、香り・味・見た目すべてが「涼しさ」や「清々しさ」を演出してくれるというわけですね。
もしよかったら、ミントティーやレモンアイスティーのアレンジレシピもご紹介しますよ
なるほどねー。
でもメントール香の涼しさの仕組みがいまいちわからないな。
涼しくなった体験があるから、その香りで涼しいと感じるんでしょうか。
「メントール香は、我々が「肌や粘膜に触れると冷たさを感じ」た記憶をもっているから、同じ香りを嗅いだときに冷たさ、そこから転じた清涼感をおぼえるのでしょうか?」
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とても鋭い問いですね。
メントールの「冷たさを感じる」感覚は、単なる記憶や学習によるものではなく、生理的に私たちの感覚神経がそのように反応する仕組みに基づいています。ただし、「清涼感」として心地よく感じるかどうかという点には、記憶や感情の結びつきも深く関係しています。
🔬 冷たく感じる「仕組み」について
メントールが作用するのは、私たちの皮膚や口の中、鼻の中にある**TRPM8(トリップエムエイト)**という温度センサーです。
これは本来、**気温が15〜25℃くらいのときに活性化する「冷たさ用の受容体」**なのですが、メントールがこの受容体にくっつくことで、実際に温度が下がっていなくても「冷たい」と錯覚するようになります。
つまり、メントールの香りを嗅いだり、メントール入りのガムを噛んだりすると、脳は「冷たいものに触れた」と誤認します。
これは記憶ではなく神経のレベルでの錯覚なんですね。
🌿 清涼感として「心地よく感じる」理由
一方で、その冷たさを「気持ちいい」「さわやか」と感じるかどうかは、私たちの経験や記憶、文化的背景に大きく左右されます。
たとえば:
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子どもの頃、暑い日にミントの飴やガムを食べて「スッキリした」記憶
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入浴剤や冷却スプレーなどの「爽快アイテム」に使われている香りとしての認識
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日本や欧米での「夏=清涼=ミント系」といった文化的コード
こういった経験の積み重ねが、「この香り=涼しさ=心地よい」という連想を強化しているのです。
🔁 まとめると
つまり、「メントール=清涼感」という感覚は、身体の錯覚と記憶の連携プレーによって生まれているんです。
よろしければ、「香りと記憶」「嗅覚と感情の関係」についてもう少し深掘りもできますよ。
ちなみに、TRPM8とは
「メントールの受容体として同定されたTRPMサブファミリーに属するCa2+透過性の非選択性陽イオンチャンネル」
要は生物学的に「涼しい!」って感じるセンサーが反応した上で、思い出補強が為されてさらに涼しく爽やかに感じるということなんですね。生物としての人間はおもしろいな。
と、夏の夜にAIと他愛もない会話を重ねながら人体の不思議をおぼえます。
まあ、今、我が家にはミントがないので、ミントアイスティーはいれようもないんですけどね。
とりあえず、あったかい紅茶いれよっ。
ちなみに、犬猫紅茶店のラインナップでミントアイスティーをいれるなら、猫(すっきりブレンド)をおすすめします。