2021/03/26 22:26

"ABOUT"のページにはショップのことにしか書いていないので
まあ、それでも良いのかとは思うのですが、
あらためて店主について、です

<毎日、犬猫紅茶店の紅茶を飲んでいます>

仕事だからということではなくて、これが好きだから

朝は犬を飲んで目をさまし
昼は猫を飲んでリフレッシュし
夜は鯨を飲んで頭と体をほぐします

アールグレイやダージリン、アッサムも含めて
犬猫紅茶店の紅茶は生活に欠くことのできないアイテムになっています


<これまでの歩み>
昔から紅茶は好きだったけど
自分が紅茶好きだと意識して飲むようになったのは
大学で紅茶倶楽部というサークルに入って、
同時に紅茶専門店でアルバイトをはじめてからでした

その後、大学を辞めて、普通に働きだしてからは
ただの紅茶好きな一人として、
街のお店で茶葉を買って、それを飲むという毎日

2010年にネットで知り合った人たちと
「紅茶大会」というイベントを開くようになって
紅茶好きが加速しましたね

その後、2015年に知人と紅茶の会社を起ち上げて
お店も開いて、一瞬でつぶして
そのときのブレンドレシピをもとに
犬猫紅茶店を起ち上げて、今に至ってます


<紅茶への想い>
毎日、紅茶を飲んでるうちに感じるようになったのは、
あまり人が夢中になる希少性とか「旬」とかに
自分は興味がないんだなということでした

産地の名前や茶園の名前、季節、ロット……
そうしたもので選抜された茶葉は
いれて飲めばおいしいと思うけど
じゃあ普段いれて飲んでる茶葉とそれほど違うかというと
そうでもないというような、そんな感覚

紅茶専門店でアルバイトしてる頃、
そこのオーナーさんが
「紅茶は工業製品だ」
って、よく話してました

もちろん農産品だから100点の時期もあれば、数十点の時期もある
物流が発達してない昔は、なおのこと、その差が激しかったはず
だからイギリス人は、年間を通じて同じ味わいで楽しめるように
100点のものもあえて80点に落として、
一年間、いつでも楽しめるようにしていたんだ
だから紅茶は工業製品なんだと

私は、茶園直送とか季節の味わいとかよりも
どうもそういう安定的な味わい、
いつでもそこそこおいしいという点に紅茶の魅力を感じるタイプみたいです
(もちろん、茶園のものも飲みますけどね……)

あと、「こんなに希少ですばらしいんです!!」とか言われると
(ちゃんと味わって評価しなくちゃな)って必要以上に思い込んで
お茶でリラックスするとか、楽しむとかよりも
品評会みたいな緊張感で疲れちゃう

<犬猫紅茶店の紅茶が好きだなという話>
なので、今は、いつ飲んでも同じ味わい(厳密には少しずつ変わってるけど)の
犬や猫、鯨で、リラックスしながら紅茶が楽しめる生活がありがたいです

気分に合わせて使い分けもできるし!
ちゃんとおいしいし!
ティーバッグもあって手軽だし!

ほしかった紅茶を自分で売ってるみたいな感じです(笑)


以上、店主のことでした
結構、聞かれると自分のことはべらべら喋っちゃうので
なにか気になることがあれば、twitterででも気軽に聞いてください

ではでは、犬猫紅茶店の紅茶を
どうぞよろしくお願いいたします