2021/03/22 11:33

紅茶の入門書(?)には

紅茶を飲むときは白くて底の浅いティーカップがおすすめです
なんてことが書いてあったりします

それは、それが紅茶の色がよくわかる色と形だから

明るい水色で軽やかな香りを感じたり(猫がそんな感じです)
深い水色にやさしい香りでふくよかさを感じたり(犬がそんな感じです)

色と香りという個性を楽しむのには
「白くて底の浅いティーカップがおすすめ」
なんですね


でも、家でなにかしながら紅茶を飲むときに
毎度毎度、「白くて底の浅いティーカップ」を出してたらめんどくさくない?

いや、めんどくさくない人の方が人としては正しいのかもしれないけど
僕はめんどくさいです、ごめんなさい
仕事しながらとかテレビ見ながらとかのときは、マグカップの方が圧倒的に楽です
一度にたくさん飲めるし

めんどくささ……というか、「○○をしなくちゃ」という意識で
リラクゼーションという紅茶の魅力がスポイルされるぐらいなら
多少、紅茶の色とか楽しみを犠牲にしてでも、マグカップとティーバッグの方がしあわせです
毎日、飲んでる紅茶なら、あらためて水色の吟味とかしなくてもいいし……




ちなみに犬猫紅茶店の紅茶は、どちらのスタイルで楽しんでもらっても大丈夫です

ちょっとあらたまって紅茶と向き合いながら楽しみたいときは
「白くて底の浅いティーカップ」で水色まで楽しんでもらいながら
なにか別のことが主役で、紅茶は気分を支える脇役のときは
マグカップや湯呑みなど、気を使わずに楽しめる器でがぶがぶと

そういう間口の広さも紅茶の魅力なんじゃないかなあと思ったりもします
どうぞ気楽に、あなたが楽しみたいと思うそのスタイルで