音楽としての紅茶 | 犬猫紅茶店

2018/07/25 17:38



坂本龍一さんがお気に入りのレストランのBGMが気に入らず、自らプレイリスト作成を引き受けたとかで話題になってますね

amass

こんなすごい人からいきなり苦言のメールが届くなんて、ビクッとしてしまうを通り過ぎて怖すぎます(笑)。きっとご本人だって、別にBGM目当てにお店へ通っていわわけじゃないでしょうし、自分が口を出したら相手が恐縮しちゃうなんてことは分かっていながら、どうしても黙っていられないほど、料理やお店の素晴らしさに対してBGMがマッチしていなかったんでしょうね

もしかしたら、紅茶にも同じような話が成り立つかもしれません


料理やお店の雰囲気は素晴らしいのに、食後に出てくる紅茶があまりにも残念すぎる……みたいな。いや、有名人が口を出すところはもう同じじゃなくていいです。そこじゃなくて(笑)

レストランにとってBGMは決して主役じゃないし、準主役ですらないけれど、大切な役割をもった欠くことのできないバイプレーヤーです(だからこそ苦言も呈された)。それと同じで、紅茶もいろんなスタイルのレストランやケーキショップ、あるいはイベント会場などで、主役にはならず、存在も主張しないけれど、場をしっかりと支えて周りを活かす脇役になれはしないものでしょうか

もちろん紅茶専門店という紅茶が主役になる素晴らしいカテゴリーの店々はあります。けれどそれは「専門店」っていうぐらいでやっぱりちょっとトガった存在なんだと思うんです。日本中のすべての店が、あるいは私たちの日常の中でつねに、紅茶専門店レベルで紅茶を主役に考えることはないですよね。なので、そういう紅茶=主役として扱うトガったお店は別として、一般的なお店では静かに流れるBGMのように、お店を引き立て、料理や雰囲気を下支えする存在として紅茶がクオリティを発揮してもらいたいなと思うわけです。残念ながら、今は、エキストラの役割を担わせるにも残念な紅茶に出会うこともめずらしくはないですもんね

教授の作成したプレイリストのように、素晴らしい音楽を引き立てお店にマッチしつつも、自己を主張しすぎない紅茶。どのレストランに行っても、そんなクオリティの紅茶が出てきたら最高すぎます


犬猫紅茶店の犬や猫は渋い脇役もばっちりですよ。一度、ぜひお試しください