2018/07/19 11:10

昨日、ワールドカップで中断していたJ1リーグが再開しました(J2,J3はずっと開催してたんですけどね)




8点も取ったチームがあったり、派手な点の取り合いの末に引き分けた試合があったり、全国各地で激しい試合が繰り広げられました。個人的に昨日はひいきチームが不本意な試合結果になったので、リーグ再開はまだだと思い込みたいのですが……結果を見るとどうやら試合が行われたのたしかなようです(ええ、生中継で見てましたけども!けども!!)

実は以前、個人ブログで2010年のワールドカップ(南アフリカ大会。岡田監督の下でベスト16に進んだ大会ですね)の後に「Jリーグを観にいく方法」というエントリーをアップしたことがありまして、それがそこそこの数読まれたんですね。今回と同じように日本代表の健闘があって大いに盛り上がった大会で、僕のブログのようなネットの辺境地にまで人が訪れるほど「次はJリーグだ!!」なんていう空気も結構、満ち満ちていました

今回はワールドカップ人気がJリーグ人気につながってくれるといいのですが、どうなるでしょう

もちろんJリーグ関係者も各クラブチーム関係者も手をこまねいていたわけではなく、さまざまな人気高揚策を講じてきたわけです。でも2010年の盛り上がりは散発的なものにとどまり、その後もJリーグ人気が大きく伸びるということはありませんでした
※それでも昨年までの年度別入場者数はほんのちょっとずつ伸びてはいるんですよ

Jリーグのファンは、いかにJリーグ観戦が楽しいのか、ひいきチームを持っていることによって人生が豊かになるかを声を大にして説いたりします。これは大げさではなく、本当に毎週、チームとともに感情の浮き沈みを体験することは、応援するチームを持つ者にしか分からない豊かさをもたらしてくれるものです。でも、Jリーグオタクがそんなことをネットの海に向かって大声で叫んだところで、その熱情は木霊になることすらなく、情報の波音の中にさーーっと消えていき、Jリーグはいつもと同じファンの前で試合が行われていくわけです

紅茶のファンも、いかに紅茶がおいしいか、紅茶が楽しいか、紅茶が人生を豊かにしてくれるかを、ときに声を大にして説いたりします。私は'90年の大学入学と同時に紅茶にハマったので、この28年、ずっと「紅茶最高だよ」って叫びつづけてはいますが、もちろん世界は何も変わりません(笑)
平成の30年間を経て、少しは状況が変わってきたなと思うことはあるけれど、昔も今も、私も周りの人も、なにか同じことを叫び続けている気がしています

自身の趣味を周囲に広めようと励むことをネットスラングで「布教する」なんて言いますが、布教の成果は一朝一夕に導かれるものではないんですね、きっと。でも、叫ぶのをやめたら、もしかしたらあっという間に廃れていってしまうのかもしれない。内輪受けにならず、大声で叫ぶことへの自己陶酔に陥らず、謙虚に、地道に、でも大胆に
紅茶もJリーグも、あなたの好きな「○○○」も。いつか世間がその魅力に気がつくかもしれません。その時は、堂々と
「ね、いいでしょ」
って言ってやりましょう!

ところで、さっきから「再開」って打つたびに「最下位」って表示してくるこの変換なんなんですかね?
最下位なのなんて知ってるわ、ぼけー!!