流行りと日常 | 犬猫紅茶店

2018/07/18 12:02


(写真は文中に紹介しているTV番組のものではありません)

昨日、テレビ東京の経済番組「ガイアの夜明け」を見ていたところ、パン販売ビジネスのコンサルタントが老舗パン屋さんの不採算店舗を救う!みたいなドキュメントを放映してました。キャッチーな店名と「かっこいい」店づくりでこれまで数々の業績を残してこられたコンサルの方だそうで、老舗パン屋さんのお店も独特なセンスの名前を冠したコッペパンサンド屋さんへと生まれ変わっていました

「老舗パン屋さんで日常的に食パンや菓子パンを買っていたお客さんもいるだろうに、コッペパンサンドだけにしちゃったんだ」とか「コッペパンサンドって流行ってるけど、一過性のブームじゃないのかな」とか「これまで食パンを買ってた人はもう戻って来ないだろうな」とか、無責任な一視聴者としていろいろ思うところはあったのですが、まあ実績のあるコンサルタントさんらしいのできっと素敵なお店になっているのでしょう

紅茶も数年おきに「ブーム」と言われて、いろんなメディアで取り上げられたりします。今もティースタンドブームの入り口で、今年から来年ぐらいは都内各所に、そしてこれから数年は地方も含めていろんなティースタンドがあちこちに出来ては消え、新しい時代におけるティースタンドの在り方が模索されていくことになります

このブームを越えた向こう側に日常への定着があるとはよく言われるのですが、残念ながら紅茶は今まで数あるブームの向こう側までたどりついたことはありません(消費者個人のレベルでは「ブームがきっかけで」というケースはあると思いますが)

数年前には白いたい焼きブームなんてのもありましたが、目新しさとメディア人気で当座の客数を稼ぐスタイルでは峠を越えて日常にまでたどり着くことはむずかしいものです。多分、一つのカテゴリーが文化として日常に定着していくには魔法なんかなくて、地道に時間をかけて、ちょっとずつ染みこんでいくしかないのでしょう
いつか紅茶も、ブームの峠を越えて、どの家庭でも日常的に飲まれる飲み物の一つに加えてもらえればうれしいですね


毎日の生活におすすめなのが「犬」と「猫」。ぜひその日の気分に合わせて使い分けてみてください