2018/06/15 11:38
4年に一度のサッカーのお祭り、W杯ロシア大会が始まりましたね
日本代表がどうなるかはわかりませんが
これからしばらくマスメディアもSNSもサッカーの話題が中心になりそうです
1982年のスペイン大会をテレビで見て
小学校の屋上で友達とゴールシーンをまねて遊んでいたぐらい
私はサッカーが昔から好きで、今回も大いに楽しみなのですが
世の中「ワールドカップが楽しみ!!」という人ばかりじゃないですよね
正直、スポーツには全然興味がなくて
「オリンピックとワールドカップ、1年おきに憂鬱な時期が訪れる」
なんて人も少なくないと思います
一人ひとり、いろんな気持ち、背景はあると思うけれど
多分、そうした憂鬱な人たちの大半は
スポーツそれ自体は別に好きでも嫌いでもないんだけど
それに関して大騒ぎしている人たちが視界に入ることがイヤなんじゃないかなって思います
スポーツだけじゃないですよね
大晦日になれば「紅白うぜー」って感じる人はいるし
何かの映画が大ヒットすれば「あの映画うぜー」って感じちゃう人もいます
ワールドカップはじめオリンピックも紅白も映画も
それが大きく騒がれることで
興味ないのに自分も関心あるふりをしなきゃいけないような
そのテーマに大きく巻き込まれてしまうような
そんな「同調圧力」を感じてしまうのかもしれません
一冊の本が大変に貴重だった時代から
新聞が生まれ、ラジオ、映画、テレビが生まれ
そして今はネットが普及し、手の中にはスマホがあります
絵を描くでも、手芸でも、体を動かすでも、日曜大工でも
興味のあるものがあれば、大抵のことはすぐにそれを楽しむことができます
もう私たちは、一つのことにみんなで盛り上がる時代に生きてるわけじゃないですよね
なのに世間はワールドカップだ、代表だ、ドイツだ、ブラジルだと……
そりゃあうんざりしちゃうのも無理がないってもんです
他人の楽しさが自分の楽しさにならない時代に私たちはいます
逆にそれは自分の楽しさが他人の楽しさにならない時代でもあります
けれど、自分の楽しさを存分に表現できる時代でもあります
ワールドカップ楽しい!ってSNSで騒いでる人は何も悪くないし
それをうざいと思っている人も何も悪くないんですよね
堂々と、いきいきと、はつらつと
みんなが周りを気にせず
自分の楽しさを全力で楽しめればいいなと思います
なので、僕は今日も紅茶をがぶがぶ飲んで、今晩の試合を楽しみにしています
今日は寒いし、温かい紅茶がうれしいですね