2018/05/30 16:51

昨日(2018.05.29)、「マツコの知らない世界」で「紅茶の世界」が紹介されていましたね

未見の方はこちらで配信をご覧いただけるようです
「マツコの知らない世界 紅茶&パラパラの世界」(6月5日19:59まで)


テレビや雑誌で紅茶を紹介される機会って、昔からちょこちょことありますよね
私(店主)は1990〜94年頃まで、紅茶専門店でアルバイトしていましたが
その頃からお店に雑誌の取材がちょこちょこいらっしゃっていましたし、
雑誌を見たお客様で行列ができたこともありました

そんな昔から今まで、紅茶紹介の企画には「お約束」みたいなのがあって
それは、必ず「紅茶のいれ方」が紹介されるんだなあっていうことでした

読者(視聴者)は紅茶に興味がある
けれど自分でおいしくいれることができないと思ってる
なので正しい「紅茶のいれ方」を紹介することで読者(視聴者)の満足を引き出そう

と、そう考えるのは制作者としては当たり前のことですよね
ほとんどは、いわゆるゴールデンルールに則った形で
あるいは紅茶専門店の店主が先生となって、
水を量る、お湯を沸かす、カップやポットを温める、茶葉を量る、時間を計る
などなどの手順が紹介されます。

正しい!!

けど、それってそろそろ要らなくない? ってことも思わなくもありません
必要なのかもしれないけど、このせいで紅茶ってめんどくさいって思われてないかな

昨日の番組では、あらためて「紅茶のいれ方」を紹介はしてませんでしたね
(都度都度、エキスパートの方がポイントを紹介はしてましたが)
そこにどんな意図があったのか知らないし、それが正しいのかどうかもわからないけれど
そろそろ「紅茶のいれ方」から離れた紅茶紹介が成立する時期にきてるのかな
それがなくても楽しい企画になるんだなって、ちょっとわくわくしました

私はいつも紅茶のいれ方をお伝えするべきなのか悩んでます
聞かれれば答えるし、このブログにも載っけてはあるんだけど

ちなみに最近、茶葉販売&ミニ喫茶でお配りしているミニ冊子にも
↓ なページを入れてはあります。

テレビや雑誌の企画で「紅茶のいれ方」が要らなくなってるのだとしたら
紅茶の社会への浸透ぶりがもしかしたら少し変わってきている、のかもしれませんね